GOURMET グルメ

テラス席の目の前には、風光明媚な水郷の風景が広がります。かつて葛飾北斎もここを訪れ、「富嶽三十六景」の一つとしてその様子を描きました（「常州牛堀」）。天気がよければ、今も富士山の姿を見ることができます。 大谷石で造られた蔵を改修した店内は、落ち着いてくつろげる空間です。この蔵は、大正時代、水運を利用して運ばれてきた米俵を保存するために建てられたもので、歴史を感じさせる趣があります。 料理は、美明豚（びめいとん）や旬の地場野菜などを使って丁寧に調理した味わい深いメニューが揃っています。美明豚は、霞ケ浦近くの豚舎で、健康的なえさを与え体調管理をしながら育てられた茨城のブランド豚で、肉質は柔らかくジューシーでしつこさはなく脂に甘みがあるのが特徴です。「美明豚御膳」（写真）や「美明豚ロースカツカレー」、「美明豚バラ肉生姜焼定食」などでお楽しみください。 地元産のトマトをベースにした優しい味の「季節野菜のカレー」や、手作りの窯で焼き上げるピザもおすすめです。